Windows 10環境にて、
回復パーティションの操作が必要になった。
まず、この操作が必要になった理由だが、
2024-01 の Windows Update の事になる。
KB5034441 が、この事と直結する内容だからだ。
回復パーティションのセキュリティ対策については、
少し前に記事で見かけた覚えがある。
今回の更新でそれが来たらしい。
手元に数機 Win 10環境があるが影響が出たのは、1機だけ。
この件は、回復パーティションの容量に関係する。
これが少ないと更新が適用出来ないので、
手動で調整するというのが今回の本題となる。
手元で問題が無かった機体に関しては、次の通り。
Win 7 からのアップグレード機は、
この回復パーティション自体がないので無視出来たのだろう。
Win 10 のノートPCは、1GB近くあったので対処出来たと思われる。
そして問題のあった環境は、少し前にSSDに換装したノートPC。
新規インストールで Win 10 を入れた。
これの回復パーティション容量が、500MB程だった。
更新が適用出来なかった事から、これでは足りないということだろう。
今回の操作で、この部分を調整する。
更新情報のページから、操作方法のリンクがあるが、
日本語で見ると、コマンドまで自動翻訳されてたので
英語に切り替えて必要なところは読み進めた。
(英語版リンク)
この説明から行ったコマンドを書き出すと次の通り。
WinRE(回復環境)の再構築となる。
1.管理者権限のコマンドプロンプト実行
2.WinRE の確認
reagentc /info
3.WinRE の無効化
reagentc /disable
ここからパーティション操作
4.ディスク操作用のプロンプト移行
diskpart
5.ディスク構成の確認(搭載1つなので ディスク 0 だけ)
list disk
6.ディスク選択(対象の 0 を選択)
sel disk 0
7.パーティション一覧(予約済み、システム、回復の3つ)
list part
回復パーティションの拡張のためにシステムパーティションを縮小。
説明では 250MB となっているが、今回は 500MB で実行。
8.システムパーティションの選択(1から順で 2番目を選択)
sel part 2
9.システムパーティションの縮小(500MBを確保)
shrink desired=500 minimum=500
10.WinREパーティションを選択(3番目)
sel part 3
10.既存の WinREパーティション削除
delete partition override
WinRE用パーティションの再作成
GPT と MBR のパーティション種類で操作が異なる。
今回は、MBRでの場合。
11.WinREパーティションの作成
create partition primary id=27
12.WinREパーティションの初期化(ラベル付き)
format quick fs=ntfs label=”Windows RE tools”
13.パーティションの確認
list vol
14.ディスク操作用プロンプトから抜ける
exit
パーティション操作はここまで。
これで WinRE向けに割り当てた容量が 1GB程に増えた。
15. WinRE の有効化
reagentc /enable
16. WinRE の確認
reagentc /info
17.コマンドプロンプトを閉じる。
これが済んだ後に、
再度 Windows Update で KB5034441 を適用。
無事反映された。尚、これによる再起動は必要ない。
ちなみに、操作3での無効化のみで、
更新を適用出来るかと思ったが、それは出来なかった。
今回の操作において、
通常使うパーティションの縮小操作を含んでいるので、
あらかじめその分の容量確認は必要である。
念のためとして、500MBの追加にしたが、
別機が 1GB程なのは後から気づいた。
それを考えると、説明通りの 250MBの追加で
足りていたのかは気になるところだ。
回復パーティションの操作が必要になった。
まず、この操作が必要になった理由だが、
2024-01 の Windows Update の事になる。
KB5034441 が、この事と直結する内容だからだ。
回復パーティションのセキュリティ対策については、
少し前に記事で見かけた覚えがある。
今回の更新でそれが来たらしい。
手元に数機 Win 10環境があるが影響が出たのは、1機だけ。
この件は、回復パーティションの容量に関係する。
これが少ないと更新が適用出来ないので、
手動で調整するというのが今回の本題となる。
手元で問題が無かった機体に関しては、次の通り。
Win 7 からのアップグレード機は、
この回復パーティション自体がないので無視出来たのだろう。
Win 10 のノートPCは、1GB近くあったので対処出来たと思われる。
そして問題のあった環境は、少し前にSSDに換装したノートPC。
新規インストールで Win 10 を入れた。
これの回復パーティション容量が、500MB程だった。
更新が適用出来なかった事から、これでは足りないということだろう。
今回の操作で、この部分を調整する。
更新情報のページから、操作方法のリンクがあるが、
日本語で見ると、コマンドまで自動翻訳されてたので
英語に切り替えて必要なところは読み進めた。
(英語版リンク)
この説明から行ったコマンドを書き出すと次の通り。
WinRE(回復環境)の再構築となる。
1.管理者権限のコマンドプロンプト実行
2.WinRE の確認
reagentc /info
3.WinRE の無効化
reagentc /disable
ここからパーティション操作
4.ディスク操作用のプロンプト移行
diskpart
5.ディスク構成の確認(搭載1つなので ディスク 0 だけ)
list disk
6.ディスク選択(対象の 0 を選択)
sel disk 0
7.パーティション一覧(予約済み、システム、回復の3つ)
list part
回復パーティションの拡張のためにシステムパーティションを縮小。
説明では 250MB となっているが、今回は 500MB で実行。
8.システムパーティションの選択(1から順で 2番目を選択)
sel part 2
9.システムパーティションの縮小(500MBを確保)
shrink desired=500 minimum=500
10.WinREパーティションを選択(3番目)
sel part 3
10.既存の WinREパーティション削除
delete partition override
WinRE用パーティションの再作成
GPT と MBR のパーティション種類で操作が異なる。
今回は、MBRでの場合。
11.WinREパーティションの作成
create partition primary id=27
12.WinREパーティションの初期化(ラベル付き)
format quick fs=ntfs label=”Windows RE tools”
13.パーティションの確認
list vol
14.ディスク操作用プロンプトから抜ける
exit
パーティション操作はここまで。
これで WinRE向けに割り当てた容量が 1GB程に増えた。
15. WinRE の有効化
reagentc /enable
16. WinRE の確認
reagentc /info
17.コマンドプロンプトを閉じる。
これが済んだ後に、
再度 Windows Update で KB5034441 を適用。
無事反映された。尚、これによる再起動は必要ない。
ちなみに、操作3での無効化のみで、
更新を適用出来るかと思ったが、それは出来なかった。
今回の操作において、
通常使うパーティションの縮小操作を含んでいるので、
あらかじめその分の容量確認は必要である。
念のためとして、500MBの追加にしたが、
別機が 1GB程なのは後から気づいた。
それを考えると、説明通りの 250MBの追加で
足りていたのかは気になるところだ。