フレイドフォートonBlog

普通とか自由って何ぞや

タグ:Ubuntu

Sailfish SDK 3.4.8 EA版 続き。
前記事(その69)

前回は Win 10での事だったが、
今回は Xubuntu 20.04上。

SDKの前版では、Ubuntu 20.04以降だと
OpenSSL 1.0系が無く、インストーラーが動かない問題があった。
対処法は、18.04から OpenSSL 1.0系パッケージを得る。

SDK 3.4.8 にて、この問題が解決した事の確認をする。
一旦、旧版を消してからの入れ直し。
Ubuntu上では、Docker版で入れる。

結果、Ubuntu 20.04上で OpenSSL 1.1系のみで問題なし。
さらに Sailfishアプリのプロジェクトを作り、無地で RPMデプロイ。
Docker版での動きも大丈夫なようだ。

プロジェクト作成時にビルドシステムで
qmake と CMake の選択があったのは気になった。
最近この辺は見てなかったので、前がどうだったかは分からないが、
Qt 周りでこの辺に動きがあった話を見た覚えがあったので、
それに関してではないかと思う。

今回の 3.4.8 での各種コンポーネントのバージョン。
大半は、2021-02-11付。

追記、2021-02-27 03:45
Sailfish SDK 3.4.9 が出た。
3.4.8 EA版 から 3.4.9 正式版になったが、それに際しての
Maintenance Tools と本体のバージョン更新のみのようだ。
このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック

Xubuntu 20.04 と Windows 10 の
HDD 2つでの デュアルブートをする事にした。

旧機体なので UEFI ではなく BIOS。
元々 Windows 7 で使い、Windows 10 へアップグレードはしていたが、
Xubuntu に置き換えていた。
その際、Windows の HDD は外してた。
今回、それを戻してのデュアルブート。

一旦、Win 10 の HDD のみを繋ぎ、
期間が空いたので、Win 10の更新から。
1909 にはしていたので、通常更新のみ。
MS Edge の新版が更新に入らなかった事は疑問が残る。
これは別途でも良いので保留。
2020-11までの更新後、20H2 の通知は無し。

その後、Xubuntu の HDD を加えて繋ぎ、
BIOSでこちらを優先し、
$ sudo update-grub2
でブートローダー更新。
自動認識で、Win 10の項目追加。

さらに加えての調整。
まず時間設定の変更。
Xubuntu 側で ローカルタイムゾーン を使うようにする。
これやらないと9時間ずれる。
timedatectl は動くが、systemd-timesyncd が入ってなかった。
ntp は入ってたが、今回 systemd-timesyncd へ入れ替え。
尚、この環境は、18.04 から 20.04 へ更新した物。
$ sudo timedatectl set-local-rtc true.
で設定。

さらにもう1つ。
デュアルブートに限らず、
Xubuntu上でディスクを繋いだ時に何もなしに mount 出来ていた事。
一時的な繋ぎとかなら良いが、常時繋いだものや
相方が OSだったりするのは、気になるところ。
調べると、12.04 辺りから変わったことらしい。
対処法自体もこの頃から変わらないようだ。
/var/lib/polkit-1/localauthority/10-vendor.d/com.ubuntu.desktop.pkla
を編集する。管理権限は必要。
幾つかの設定が書かれているが、
一番上が今回の mount に関する話。
このファイルの変更は他にも電源周りの記述があるようだ。

本題の mount周りの部分で
ResultActive=yes

ResultActive=auth_admin_keep
に変更。
他にも設定値はあるようだが、今回はこれ。
書き換え保存後に即時反映された。
mount しようとすると パスワードを聞かれるようになり、
即時の mount はされなくなった。

ひとまず、双方の調整はここまで。

追記、2020-11-22 21:45
Windows 10 には、時間を置いたら 新Edge の更新と 20H2 の通知が来た。
Edge更新は強制だが、20H2 への更新はしてない。
このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック

Xubuntu 18.04 から 20.04 へ更新した。

更新は、
$ sudo do-release-upgrade -d
で実行。
途中、設定ファイルの入れ替え時の
差分確認があったりするので、
放っておくだけでは済ませられない。

今回の環境では、1.1GB程のダウンロードが必要だった。
1時間程度で済んだ。

そもそも更新に至った理由だが、ふとしたところから。
18.04 でも LTS なので、そのままでも良かったのだが、
XFCEの天気プラグインが動かなくなったり、
OpenSSL のバージョンの件が気になった。

前者の天気プラグインは、内部での参照先が変わってた。
既に修正策も出ているが、20.04なら対策済みバージョン。
後者の OpenSSLの件は、近頃のニュース記事から。
18.04でも 1.1.1 が得られるようになってるようだが、
Sailfish SDKの使ってない方の環境なので、
特に確認していなかったが、20.04なら確実に 1.1.1 になってる。

更新後のパッケージ調整で、
swftool を消してしまって処理に支障が出た。
どうやら 20.04で無くなってたようだ。
18.04 の debパッケージを入れて対処。
そのまま使えたので良しとする。

それから Mainline Kernel の導入に関して。
ukuu が有料化されたのだが、
mainline というフォーク版が出ていたようだ。
PPAでリポジトリ追加で導入可。
現段階で Kernel 5.8.9 まで得られる。
このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック

Wubi で入れている Xubuntu 20.04 にて。

ちょっと気になった事。
Firefoxの更新後、UIの言語が英語になってしまう。
パッケージとしても日本語は入っているのだが・・・。

現段階で一番新しいバージョンで 79.0だが、
これより前の更新でも同様の現象が起きていた。

今回の 79.0 への更新時に気づけた事がある。
アドオンの言語で日本語が2種有り、片方が無効化された瞬間があった。
有効化されていたが方は、名前を見ると mac向けぽい。
無効化された方は、79.0未対応とのメッセージ。欲しいのはこちら。
結果として、後者はアドオン更新で対応版に変わり、UIも日本語化された。

今回の問題は、Firefox本体更新後に、
アドオン更新を挟むことで対応出来たというところか。

ここからは、幾らか探り。
Ubuntuリポジトリの Firefox向け言語パッケージには2種入っているようだ。
かつて言語パッケージは、OS毎に分かれてたりしたが、
現状はどうなのだろうか。近年は気にしてないので知らない。

apt更新時に、このパッケージも更新されているなら、
UIでこういう事は無いように思うのだが・・・。
ちなみに 18.04 環境では、この現象に出くわしていない。
このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック

2020年初に Xubuntu 18.04 を入れた環境にて。
(関連記事(2020-012020-02))

先頃、Ubuntu 18.04 の Kernel のバージョンは、
5.3.0系 から 5.4.0系になった。
ちなみに Ubuntu 20.04 は、元々 5.4.0系。

18.04環境は、ukuu から Mainline Kernel を入れていた。
系統で新しい物は、5.6.17 や 5.7.1等。
元のリポジトリには、より新しいバージョンがあるが、
Mainline Test となっている。これらは ukuu の一覧に出てこない。
表示された物は、Mainline Buildと書かれている。
現在、ukuu は有料化されたようなので、
手元の物はそれ以前の物。
現行のバージョンだと、一覧に出てくるのかも。

ただ、ukuuの事は、今回の本題ではない。
以前、標準リポジトリからの Kernel だと
環境の相性なのか勝手がよろしくなかった。

今回の 5.4.0 への更新で、以前書いたような事は解消された。
Mainline Kernel でなくても、ひとまず大丈夫そう。
このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック

このページのトップヘ