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タグ:SailfishOS

Sailfish SDK 3.11 のメモ。
現状、EA版との事。

2024-08予定の SailfishOS 5.0系は、まだ出ていない。

今回の SDKの対応も最新の 4.6.0.13 まで。
前回が 4.6.0.11 だったので、さらなる更新はあった事になる。

この SDKのバージョン更新で大きいのは、
やはり GCC に関してだろう。
SDKにおける各所の更新もある。

OSバージョンは状況的に 4.6.0系は 4.6.0.13 で最後だと思うので、
次は 5.0系になるだろう。

今回の SDKは 5.0系リリース前の準備段階で
正式版となるのは、5.0の出る時ではないかと予想する。

追記、2024-08-27 03:41
SDK の更新確認をした。
リリースノートから気になっている事があったのでその確認。
全体更新をするのは、後日にして、
今回は SDK Maintenance Tool のみ更新。

何が気になっていたかというと、
SDK が EA向けと書いてあって、EA版ではないのではないかと。
冒頭と矛盾するが EA版と書いたのは、
SDKのダウンロード場所が EA版のページにあるからそうしただけである。

結果としてその予想はあっていたかもしれない。
Maintenance Tool のリポジトリで EA版を使わなくても更新が来た事だ。
これまでなら、EA版を得る場合、それ用のリポジトリ指定が必要だった。
通常更新だったことから、SDK自体は正式版であると言えそう。

バージョンの事とは別件で、Windowsでの確認だが、
スタートメニュー内の SDKの項目に IDEのみしか、
いつの事からか出なくなった。
当初は、IDE と SDK Maintenance Tool の 2つだった。
そのため、最近だと Maintenance Tool を実行するには、
直にフォルダから動かす必要があった。
今回更新時に 2つに戻ったが、全体更新後にどうなるかはわからない。

とりあえず、SailfishOS 5.0 が来た後に SDKの全更新をする予定。

追記、2024-09-04 04:30
SDK 3.11 が、そのまま正式版となったようだ。
まだ SailfishOS 5.0 は出ていない。

追記、2024-09-06 02:36
Jolla C2 に関してフォーラムにて話が出ていた。
もうしばらく掛かりそうだが、生産や時期についての話もあり、
さらに近日あるイベント中での受け渡しなどの予定もあるらしい。
この事から SailfishOS 5.0 も同時だと思うので、
あと一か月程先なのではと思う。
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SailfishOS のメモ。

先頃、Jolla C2 端末及び SailfishOS 5.0 の動画が公開された。

SailfishOS フォーラムにて、
動画公開の少し前に詳細情報が出ている。

プレオーダー端末の発送開始が 8月末までにと書かれているので、
近いうちに実際に SailfishOS 5.0 を試せるのではないかと思う。

ちなみに現在のバージョンは、6月リリースの 4.6.0.13。
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かつて試していたディストロの話。
と言っても、作業自体はこの1週間での事だ。
記事カテゴリも今更記事が増えるとも思ってなかったところ。

事は、MeeGo起点にSailfishOS周りの年表を作っている事に始まる。
先頃、SailfishOSの大きな情報もあったので、数カ月振りに更新した。
NemoMobile周りの更新も含めてだ。

ただ、初期から気になっていたのは、画像を入れられてないところだ。
最近のところは、見た目の変動があまりないので少ない。
それこそ、MeeGo及び Mer Core時代は、系列や派生が多々あったので、
UI、UXによる見た目の違いだけでかなりある。
大半は、当時の勉強会向けに確保していた分で賄っていたのだが、
足りないところというのはあるもので、今回の本題はこれの確保だ。

ちなみに使用している画像は、
全て自分の作業の中で得た物しか使っていない。

必要な対象は、公式サイトが既に存在せず
イメージの確保などが難儀な物ばかりだ。
幸い自前で当時バックアップを確保していたので、
今更ながらにそれを引っ張り出してきた。
探し出すのにも幾らか時間は掛かった。
10年以上前なのだから何とも複雑な気分である。

幾らかのディストロイメージの場合、
公式が消えても何処かのメジャーなミラーに
残っている事もあるが、今はどうなのだろう。

ただ今回の目的は、
2種のMeeGoの派生OSで探し出すのは、ほぼ無理。
手持ちにあってよかったとしか言い様がないが、
よくよく考えると、MeeGo本体もリポジトリがないと
調整不可な物が幾らかある。

本題の作業だが、
2種の片や VMイメージ 片や Liveイメージで
前者は VirtualBoxで起動して完了だったが、
後者はそうも行かずで難儀。

Live起動が通らない。
拡張子を img から isoに変えてもダメ。
isoファイルの展開もならず。
とりあえず imgファイルを USBメモリーに書き込む。
ちゃんと書き出されたようで中身はある。
実機にてUSBブートで反応もあるが、
Live起動は出来ず・・・というより元の特性みたいな状況だ。
インストールも可能だが、それはしたくない。

そこでかつてやった手段で中身を取り出した。
USBメモリーを作成した段階で直に得られた
squashfs.img をループバックマウントして、
さらにその中の ext3fs.img をループバックマウント。
これで Linuxの階層が得られるので、丸ごとコピー。

今回の作業に際して Virtualboxで使いたかったので、
作業用のLinux上で USBメモリーをマウントし、先の操作をした。
中身は仮想ディスクをもう一つ用意し、そこへコピー。
ただ、そのままではOSを起動出来るわけではなく、
ブートローダーの設定が必要。
必要なファイルである initrd.img や vmlinuz0 は、
USBメモリーから得ておく。

最近は、openSUSEを使っていたので、
デュアルブート出来ないかと思ったが、
設定回りが面倒そうなのでやめた。

直接のブートローダーの導入も面倒そうだったので、
ここでさらに過去やった方法で手を抜いた。
特殊な状態で環境を作れないのなら、作りやすい環境を得れば良いと。
通常の MeeGoのイメージを発掘し、それで VirtualBox上に環境作成。
GUIでの導入も可能でウィザードは他より短め。
EXTLINUX の設定も、カーネルのバージョン書き換え程度でそのまま使える。
extlinux.conf の直変更でデュアルブート。
過去の作業を思い出しながらではあったが、
OSの起動を確認し、目的達成。

とりあえず言える事は、作業内容の書き残しは重要という事。
当時はやたらに書いてた分、流れの確認も楽だった。

記事中に派生OSの名は、あえて書いてない。今更なのでね。
年表の中で、アレかなと思ってもらえたらというところで。
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先の Jolla のイベントにて多数の情報が出た。
その中で SailfishOS 4.6.0系の EA版の事も含まれた。
ロードマップには、5.0 や Sailfish Core の話もあった。
2024年内だけでも、結構な更新は有りそう。

新体制後に 4.6.0系が出ると予告されていたので、
予定通りというところだろう。
そして 4.6.0.11 EA版が出た。

SDKの更新はまだ無い。
普段通りに Emulator での更新を試す。
既存環境のリポジトリを 4.6.0.11 へ変更。
ssu re 4.6.0.11

ただ、この後のちょっとしたミスで面倒な事になって、
対処に遠回りをする事になった。
zypper dup なら一発だっただろうところを
zypper up で更新した結果 zypper が壊れた。
dup でのダウングレード対象を外した事によるズレだろう。
これ以外の操作はとりあえず可能。

snapshotを残しておけば良かったのだが、
気づいた時には既に進行中だった。
最近、SDK を入れてなかったのだが、
試せる別の VMも無かったので、久々に入れた。
現行の 4.5.0.18 ベースの物。

当初、Emulator のみを別途取得して使おうと思ったのだが、
環境へログインする手段がなかった。
ssh の鍵とかの設定調整が出来れば可能だが、
上手くいかなかったので SDK 一式を入れる方が楽と判断。
その後、SSHやパスワード類の調整。

新規環境を 4.5.0.25 に上げた後、
リポジトリから zypper を得た。
zypper in -d -f zypper

それを先の既存環境へコピー。
rpm コマンドで上書きインストール。これで復旧。
さらに zypper dup で更新したのだが・・・
dup の際に外部インストール扱いになったようで、zypper も消された。
今度は、4.6.0.11 のリポジトリから先の手順で取得。
再度 rpm で上書き導入後、zypper in -f zypper でさらに上書き導入。
これによりリポジトリから得たとされる調整が済んで今度こそ完了。

遠回りをしたがとりあえず 4.6.0.11 への更新は出来たかと思う。
4.6.0 での新規パッケージとかの確認は追加で行う。

これとは別に折角新規環境も得たので
4.5.0系無地から更新をしてみたが、GUIが上がってこない。
OS自体の起動は出来ている。
SSHで入れるので、何か不足分があるのだろう。
この時の更新で先の zypper の件は、 zypper dup で問題無し。

ひとまず既存環境を調整して、
具合を見る事にするが、それはまた後程。

追記、2024-06-06 20:45
SDK の Emulator に 4.6.0.11 が追加されていたのを確認。
リポジトリに 5月末には置かれていたようだ。
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SailfishOS のメモ。

現状、Jolla の新体制移行中のためか
ソフトウェアの大きな更新は無いようだが、
今後、新体制後のリリースで 4.6.0 系が出るとのこと。
そして、その前段階として、
4.5.0.25 としてライセンス更新のみのバージョンが出た。
ソフトウェア的には、2023-09 リリースの 4.5.0.24。

旧デバイスに関しては、次の 4.6.0系までとなる物もある。

4.6.0系リリース日に関する話は、見つけられてない。
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