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普通とか自由って何ぞや

カテゴリ:年別 > 2018年

新物確認メモ

・SailfishOS
3.0.1は、2019-01上旬予定との事。
3.0.0.11 があるのも確認。

・Maemo Leste
2018-12の 6th update。
20181219版での更新イメージは、
N900、Raspberry Pi 3 64bit向け。
RPi 3 64bit向けは今回新規。
それ以前は、RPi2 、RPi3向け共通。
前回のイメージ全種更新は 20181103版。
その前は 20180425版。

・AGL
7系 guppy まだ正式前。

・VirtualBox
6.0系リリース。
自分の環境ではそういう場面が無かったが、
Windowsホストの場合で、
Hyper-V と VirtualBox の同時が出来なかったところが、
今回の 6.0で同時が可能になったらしい。
効果がどのくらいなのかは分からないが、
同時利用が可能になったのは大きいのではないかと思う。
手元には、VirtualBoxを使う必須環境があるので、
もし Hyper-V を使う場合があったとしたら、
どうしてたかなぁ・・・。

あと、6.0のダウンロードページに注意書きに
32bitホストの場合、5.2系を使うようにと書かれていた。
という事は、6.0からは、64bitホストのみという事になるのか。
5.2のサポートは、2020-07までサポートも書かれている。
現在、ホストを32bitで使う場面も少なくなっただろうし、
問題は無そうにも思う。

追記、2018-12-26 22:44
・Ruby
2.6.0
クリスマスに更新があるのは、通例かな。
JITコンパイラが入ったとの事だが、
Cコンパイラが別途必要らしい。
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SailfishOS SDK 1.23 が出た。
前回記事(その50)
SailfishOS 3.0系初で 3.0.0.8対応版。
今回からバージョンナンバー規則が変更。
これまで年月の形式だったのが、リリース回数へ変わった。
1312をVer1.0と数えて23番目との事。
自分でも数えてみたが、確かに今回が23番目になる。
インストーラーファイル名には、
これまで同様で Beta-1.23-Qt5 のように
Betaの文字が残っているのは少々気になる。

SDKの更新は従来通りだが、
新規追加で Qt Linguist が含まれるようになった。
更新処理だと自動追加は無いので別途コンポーネント指定が必要。
Qt Linguist は翻訳ツール。通常の Qt SDKなら含まれているお馴染みの物。
さらに Build Targetsに旧版の幾つかを追加出来るようになった。
現段階では、2.1.3.7、2.1.4.13、2.2.0.29、2.2.1.18 も選択可能。
アーキテクチャは、i486 と armv7hl なのは変わらず。

1807版と 1.23版の比較
Maintenance Tool 1.5.28-27 1.5.28-28

必須対象
Sailfish OS Build Engine 2018.08.31-1 2018.10.29-1
Sailfish OS IDE 4.6.2-1 4.6.2-2
Sailfish OS SDK 1.0.1-23 1.0.1-24
インストール済みだが、以前は無かった項目。
尚、コンポーネント選択画面にこれらは無いようだ。
Qt QmlLive Integration for Sailfish OS IDE 2018.07.04-1 2018.09.25-0.1.0.8-4.6.2-2
Sailfish OS Build Engine Integration for Sailfish OS IDE 2018.07.04-1 2018.09.25-2018.10.29-1-4.6.2-2
Sailfish OS Emulator Integration for Sailfish OS IDE 2018.07.04-1 2018.09.25-2018.10.29-1-4.6.2-2

選択対象
Sailfish Documentation 2018.07.17-1 2018.11.15-1
Sailfish OS Emulator 2018.08.31-1 2018.10.29-1

新規追加
Qt Linguist 5.6.2-1

SDKの更新と Emulatorの確認程度で
それ以外の事は見てなかったのだが、
IDEから プロジェクト作成画面でアプリケーション内の
SailfishOS向けアプリ作成項目に
従来のC++使用に加えて QMLのみの場合も増えていた。
ずっと見てなかったところだったので何時からかは分からない。
試しにこれらのプロジェクトを作ってみたら、
翻訳関連である tsファイルも含まれていた。
Linguist が含まれた事を考えると、これも今回からなのではないかと予想。
初期状態では、ドイツ語向けが含まれていた。
プロジェクト作成時の構成もかつて見た物と幾らか変わったようだ。

さらにプロジェクト作成の
その他のプロジェクト内には、Sailfish OS Ambience もあった。
音や背景、色などのテーマ設定を作れる。

Emulator Mode の切り替えでは、これまでの
Aqua Fish/ Jolla C 720x1280
Jolla Phone 540x960
Jolla Tablet 1536x2048
Turing Phone 1080x1920
に加えて
Xperia X 1080x1920
が増えていた。
Xperia Xの追加は、Sailfish Xのリリース時期を考えると
もっと前にあったかもしれない。

Emulatorへのアプリ追加。
# pkcon install zypper fingerterm
# zypper in patterns-sailfish-applications patterns-sailfish-cellular-apps patterns-sailfish-consumer-generic patterns-sailfish-customer-content-default jolla*ext* jolla*about* jolla-alarm-ui-all-translations jolla-clock-all-translations jolla-settings-networking-multisim jolla-settings-system-flashlight jolla-settings-system-storage-shortcut

patternsパッケージで一気に追加、加えてワイルドカード指定と個別の追加。
いつも余分であろう物を入れてるので、少なめに調整。
タイムゾーン変更後、UI言語を日本語化。
翻訳は含まれてるが、表向き日本語非対応なので、
これは直接設定ファイル書き換え。
先に日本語化してしまうと、タイムゾーン検索入力で
日本語入力出来ない事が引っかかり面倒になる。
加えて日本語時に24時間表記にしないと問題もある。
状況的に無理に日本語化する必要もないのだが。

とりあえず、今回はここまで。
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先頃、SailfishOS 3.0.0.5が出た。
まだ EA版だが、3.0系の初リリース。

とりあえず、Emulator上で2.2系からの更新を試す。
リポジトリ切り替え、リフレッシュ、パッケージ更新。
# ssu re 3.0.0.5
# pkcon refresh
# pkcon update
zypperでも可。

更新後、Sailfish 3の初期画面が出た後に Start を押すとホームへ。
初期テーマも変わり、Sailfish 3だとオーロラ。
まず、パッと見でメニュー項目が変わってるは気付いた。
Emulatorに限った可能性があるが、
アプリアイコンの並びが詰まった状態になったので、
どこか調整を調べた方が良さそう。
一応、位置はズレているので各々を選択する事は可。
細かいところは、リリースノートと見比べながら確認かな。

あとは、Sailfish 3でのパッケージ確認等。
3系更新後のパッケージ操作時に気付いたのは、Zypperで色が付いた。
zypper dup で更新すると大量にダウングレード対象が出る。
これは、ほぼ毎度の事なくらいな感じだけど、理由は分からない。

操作で変わったのは、
設定で Quick app closing を オンにした状態で
上から下の縦スワイプで閉じれたのが、
上の端から下への縦スワイプで閉じる事。
上中央からだと通常時の縦スワイプ同様にメニューが出る。

日本語切り替えは、翻訳は含まれているが、
切り替えメニュー上に無いので手動で変更。
/var/lib/environment/nemo/locale.conf を編集。
en_US.utf8 になっているところを ja.utf8 へ書き換え、そして再起動。
これで、UIの日本語化は済んだ。

そういえば・・・パッケージ操作時に
sailfish-minui ってパッケージ見つけたけど何だろう?
min なんてついてるし、小さい物向け・・・?
これも要調査だな。

ひとまず、今回はここまで。

追記、2018-11-02 02:28
リリースノートを読んでのメモ
・Quick app closingは削除、常時有効化。上部角から下へ。
画面上に設定が残ってるのは、2.2系からの更新時の残りかな?
・キーボード切り替えに横スワイプ追加。従来のスペース長押しもまだ使える。
Harmattanの時って横スワイプだったはず、ちょっと慣れ難かった覚えがある。
changelogにはさらに細かいパッケージ毎の変更が書かれている。
UIに関しては、lipstick-jolla-homeを見れば良さそうだが、
一番量があり、ここだけで数ページある。
その分これだけ読めば、操作面をほぼ分かるのではないかと思う。

追記、2018-11-02 05:00
設定に 2系が残ってたのは、
jolla-settings-sdk を使っていたため。
通常は、jolla-settings-system。
別途インストール時にconflictメッセージが
インストール中に出たので入れ替え。
さらに Developer Modeも同様にパッケージ入れ替え。

追記、2018-11-03 03:36
アプリアイコンの件は、解像度の問題。
540x960 の Jolla 1サイズにした場合で起きた。
720x1280 の Jolla Cサイズにすると詰まる事は無くなった。
この変更は、今回 vbox ファイルを直編集。
他の方法としては、
以前、Nokia N9上で通常4カラムが3カラムに
変わってしまった時にやった内部の表示サイズを
変える事で4カラムに戻せた。
この方がデバイス差は無くせるはず。
$ dconf write /desktop/sailfish/silica/theme_pixel_ratio 0.75
とりあえず、これで詰まって重なる事は無くなった。

追記、2018-11-05 22:35
アプリを軽く追加した程度の
もう少し無地に近い 2.2.1.18版上で再度更新。
アイコン等の表示問題は起きなかった。
試す前に思い浮かんだ事を確認するためだったが、
問題が無かった事を考えると、
おそらくパッケージ追加による影響ではないかと。
一部パッケージ名の語尾に z2.0 等のパッケージがある。
パッケージ名の察するにテーマ類ではないかと。
後ろがそのサイズに関する指定だとするなら
それによる影響の可能性はあるかなと。
前にも同じ事を気にした気がする。
結局ちゃんと確認せずにそのまま・・・。
少なくとも、問題の無い状況もある事を考えると、
単なる更新だけなら問題は起きないだろうと思われる。

追記、2018-11-07 21:15
ホスト違いで仮想ディスク移動で起動したところ、アイコン問題発生。
パッケージが理由ではなかったらしい。
だが、先に書いた幾つか同系の設定変更が他にある。
VirtualBox側からの共有フォルダで読み込んでいるファイルがある。
それも変更の対象かとも思うのだが、どのタイミングでの効果は未確認。
尚、SDKを消して Emulatorのみ残すと、この部分は消されて読み込めない。
通常 QtCreatorからEmulatorデバイス変更出来るので、
それ以外での場合で操作する方法は前々からはっきりさせたいと思っていたが、
VirtualBox側のコマンドや vboxファイルの変更、内部調整等で
ざっくりな方法でしかやってなかった。
何処でどうなってるかは、改めて確認しておきたいところ。
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新物確認メモ

・Linux
Ubuntu 18.10
Fedora 29
内訳は未確認。

・SailfishOS Ver 3
こちらは近日中の物。
翻訳受付 10/15まで、11月イベント等と予定が出ているので、
年内中には試せる機会はあるのではないかと。
尚、表記は Sailfish 3が多いようだ。
追記、これを書いたすぐ後に 3.0.0.5 EA版登場。

・Maemo Leste
N900向けに9/5付Build有り。
それ以外は、4/25付まで。

・Android-x86
8.1-rc2

・Qt
5.9.7、5.12 Beta(次期LTS版)
Qt Creator 4.7.2、4.8 Beta
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SailfishOS 2.2.1.18 対応版の SailfishOS SDK Beta-1807-Qt5 が出た。
前回記事(その49)

1804版と 1807版との比較。
Maintenance Tool 1.5.28-25 1.5.28-27
を更新の後、本体更新。
これまで同様、総入れ替え。
珍しくバージョンの下桁が2増えた。

必須対象
Sailfish OS Build Engine 2018-04.24-1 2018-08.31-1
Sailfish OS SDK 1.0.1-21 1.0.1-23

選択対象
Documentation 2015-09.04-1 2018-07.04-1
Examples 2014-04.10-1 2018-07.04-1
GNU Debugger 7.6.2-1 7.6.2-2
Qt QmlLive 0.1.0-6 0.1.0-8
Sailfish Documentation 2018-04.24-1 2018-07.17-1
Sailfish OS Emulator 2018-04.24-1 2018-08.31-1
Sailfish OS IDE 4.4.1-2 4.6.2-1
Sailfish OS IDE Tools 1.0.0-1 1.0.0-2
Sailfish Silica Project Templates 2018-01.15-1 2018-07.04-1
Sailfish Silica Tutorials 2018-01.29-1 2018-07.17-1

必須対象から選択対象へに移動した物、
かなり間を置いて更新された物等、
今回の更新は前回に比べるとかなり数が多い。
Maintenance Tool 上で再確認してみると、
Qt本体のドキュメント以外は全部更新されたようだ。

Emulatorもこれまでのは別に残し、入れ替えて一新。
とりあえず、nemoのパスワード設定のために
Developer mode を開こうとしたら・・・開かない。
意図的に使えなくなったのか、単に問題があるのかは分からない。
とりあえず、別の方法で入る。
むしろこちらの方が SDK的には正しいかも。
SSH の公開鍵認証で入るのだが
SDKインストール時に Engine VMと合わせて自動設定される。

ホストOS上から
$ ssh nemo@localhost -p 2223 -i ~/SailfishOS/vmshare/ssh/private_keys/SailfishOS_Emulator/nemo
で入れる。

アプリ追加
$ sudo pkcon install patterns-sailfish-applications patterns-sailfish-cellular-apps patterns-sailfish-consumer-generic patterns-sailfish-customer-content-default

2.2系以前は、zypper patternが使えたが、
元々デフォルトに zypper が入っていないので 
patternが無くなった代わりの patternsパッケージを入れる事で同等化。
時間的に zypper より pkcon の方が処理が早かった印象。
他にも patterns外の物があるので、それらは個別追加。

個別の物を見た限り、実端末ならデフォルトで
入ってそうな物もあったが、実際のところは分からない。

とりあえず、今回はここまで。
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